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女性用の性欲低下治療薬が発売間近!?米スプラウト・ファーマシューティカルズがFDAの試験に応じる

女性用の性欲低下治療薬が発売間近!?米スプラウト・ファーマシューティカルズがFDAの試験に応じる Ref:Female Libido Pill Continues to Stimulate Interest

女性の性欲低下治療薬、製品化に道「運転中もセクシーなメールを…」

米食品医薬品局(FDA)は2カ月前、女性の性的欲求低下の治療薬「フリバンセリン」の認可を見送った。しかし、製造元の米スプラウト・ファーマシューティカルズがこのほど追加の試験に応じた。認可されれば女性の性的欲求低下障害治療薬としては初の製品が誕生する…

フリバンセリンは閉経前の女性向けの薬。1日1回の服用で、神経伝達物質のノルエピネフリンやドーパミンの放出を促進し、気分障害などに関与するセロトニンの値を下げる。しかし、過剰な服用は性的欲求の低下や絶頂感の遅れを招く恐れがあるという。

ある研究では、1カ月間フリバンセリンを服用した女性の約45%に何らかの効果がみられた。これらの女性では、性欲が「非常に」あるいは「かなり」「わずかに」高まったという。ホワイトヘッドCOOは「この薬は男性機能不全(ED)治療薬のバイアグラとは異なり、性行動を高進するのではなく、性欲の『復活』を感じさせるものだ。女性は仕事で車を運転しているような時にさえセクシーなメールを送りたくなるかもしれない」と説明した。この薬は、産婦人科や精神科、性的障害の専門医が処方することになりそうだ。

副作用としては、めまいや吐き気、倦怠(けんたい)感、眠気がある。約10%の女性が眠気を感じたことから、スプラウトは就寝時の服用を推奨している(ベッドの中で強い睡魔に襲われると困るかもしれないが)。

ブルームバーグ・ニュースによると、同社は2011年、製薬大手の独ベーリンガーインゲルハイムからフリバンセリンの権利を購入した。FDAは、同薬の安全性や効果の証明が不十分だとしてベーリンガーの申請を却下していた。スプラウトは権利取得後、薬そのものには変更を加えずに追加の試験を行ってきた。

現時点でFDAは同薬についてノーコメントだが、メールで「FDAは女性の健康の保護・増進に向けて常に最高レベルの警戒をしている。われわれは企業による女性の性機能に関する安全かつ効果的な治療薬の開発支援に尽力する」との談話を発表した。

出典:SankeiBiz

以下、Twitterでの反応

もしも認可されたらHSDD(性的欲求低下障)初のFDA認可薬。
夢と希望が膨らみますね。


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