イモガイの毒に鎮痛効果、新たな鎮痛薬開発に期待 豪研究
【AFP=時事】オーストラリアの研究チームは16日、イモガイの毒から作った実験用の薬剤に痛みを麻痺させる作用がある可能性が示されたことを明らかにした…
人体への試験は行われていないが、この試験的薬剤については、慢性神経痛のための代表的な薬剤と考えられているモルヒネやガパペンチンなどに比べて、およそ100倍の効果があると考えられているという。
有効成分は、西太平洋やインド洋で多数生息している肉食のイモガイから採取したコノトキシンだ…研究を主導した豪クイーンズランド大学(University of Queensland)のデービッド・クラック(David Craik)氏によると、ラット実験では、まだ初期的段階ではあるものの「痛みを大幅にやわらげる」可能性が示されたという。
動物の毒は、中毒や過剰摂取のリスクを伴うモルヒネやヒドロコドンなどのオピオイド鎮痛薬とは異なり、神経系の特定経路をブロックする作用がある。【翻訳編集】 AFPBB News
出典:AFPBB News
以下、Twitterでの反応
イモガイの意モ外な話 / “イモガイの毒に鎮痛効果、新たな鎮痛薬開発に期待 豪研究 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News” http://t.co/SiAl2WzwTG
— 改元遷都大仏建立 (@jt_noSke) 2014, 3月 17
本当に実用化できるかどうかはこれからの話かな/イモガイの毒に鎮痛効果、新たな鎮痛薬開発に期待 豪研究 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News http://t.co/0xobG82n2V @afpbbcomさんから
— Kawai_Yusuke (@fiddler_K) 2014, 3月 17
モルヒネの100倍の鎮痛効果って凄い
イモガイのもつ生物最強クラスの猛毒コノトキシンは
映画「ジュラシック・パーク」で恐竜を倒す弾薬に使われていましたね