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大手メーカーの缶ビールはドラッグストアで買うのが一番お得?!

大手メーカーの缶ビールはドラッグストアで買うのが一番お得?! Ref:【最新ドラッグストアの魅力】

コンビニの隠れた強敵、百貨店業界に肉薄…ドラッグストアの知られざるモデルと実態

 下の数字に注目していただきたい。

・6兆1453億円
・5兆9408億円

 これらは業界全体の売上規模を示したもので、上は百貨店(2012年度、日本百貨店協会調べ)、下がドラッグストア(同、日本チェーンドラッグストア協会調べ)だ(ともに協会員企業の合計年間売上高)。

 高級品・ブランド品のイメージが強い百貨店に、商品単価が高くないドラッグストアが肉薄した事実はあまり知られていない。少子高齢・人口減少時代で小売業界は縮小しているが、ドラッグストアの市場規模は年々拡大し、00年からの12年で約2倍に伸びた。21世紀に入り経済の低迷が続いていた中で、ずっと右肩上がりだった業界なのだ。小売業界の元気企業であるコンビニエンスストア(12年度の市場規模9兆4556億円)ばかりに注目が集まるが、実はコンビニの隠れた強敵といえる。…

 ドラッグストアで取り扱う医薬品には、医師が処方せんに基づいて販売する医療用医薬品と、OTCと呼ばれる一般用医薬品(大衆薬・市販薬)がある。病院や医院の近くにある店舗では前者を多く扱い、スーパーのように広い売場面積を持ち、食料品や日用品、化粧品も扱う大規模店では後者の販売が多い。
 前者の医療用医薬品や、病状改善効果が期待できる半面、副作用のリスクも強い第一類医薬品は薬剤師しか販売できないため、一般のスーパーや百円均一ショップ、コンビニなどではこれらを取り扱えない。…
 
「自宅の近所にも何店かあるが、ドラッグストアは大手メーカーの缶ビールが安い。最近はドラッグストアでしか缶ビールを買わなくなった」(都内在住の男性会社員)

 この男性のように、ドラッグストアの魅力に気づいた人は、好んで利用する傾向にある。化粧品やボディケア用品など、ドラッグストアの商品全般を見て回る女性とは違い、男性は「ドラッグストアに入ったけど、食品しか買わなかった」などという例も多い。
 
 こうして取り扱い品目を広げる一方、低価格でも消費者に訴求するドラッグストア業界は、今や年間売上高3000億円を超える企業が7社もある。
 
 最大手はマツキヨことマツモトキヨシ(13年の年間売上高4563億円。本社は千葉県松戸市)だが、それをサンドラッグ(同4074億円。東京都府中市)が追い、スギ(同3436億円。愛知県安城市)、ツルハ(同3430億円。札幌市東区)、ココカラファイン(同3358億円。横浜市港北区)、ウエルシア(同3343億円。東京都千代田区)、コスモス薬品(同3293億円。福岡市博多区)が団子状態で続く。次回の業績発表次第で順位が変動するような僅差だ。
 
 これらのグループ企業の中には、有力チェーン同士が合併したり、あるチェーン店が大手グループの傘下に入って拡大したりと業界再編が進み、社名と店名が一致しない例も多い。例えば「セイジョー」や「セガミ」はココカラファインの主力店舗であり、「くすりの福太郎」はツルハグループ、「ぱぱす」はマツモトキヨシグループだ。
 
 地域によって企業の勢力図も変わる。ツルハは北海道・東北、マツキヨは関東や甲信越・北陸、スギは東海や関西、コスモス薬品は本拠地の九州・沖縄以外に、中国・四国地方で強い地盤がある。
 
 このほか、カワチ薬品(13年の年間売上高2300億円台。本社は栃木県小山市)は北関東地方で、クスリのアオキ(同930億円台。石川県白山市)は北陸地方で大きな存在感を示す。
 
 競争がさらに激化すれば、それぞれの店舗で魅力を消費者に訴えるために独自色を出すなど、さらなる企業努力を続けることになる。ドラッグストアは、消費税も上がった今、賢く買い物をしたい消費者にとってありがたい存在だ。

出典:ビジネスジャーナル

以下、Twitterでの反応

ドラッグストアは本当に便利で
会社や自宅の近所にあると大変重宝します
今後は商社資本がジャンジャンはいって
M&Aによる寡占化が進んで行くのかな


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