アステラス・第一三共、新薬候補を相互利用 研究選択肢広げる
アステラス製薬と第一三共は19日、両社が持つ新薬の候補になる計約80万の化合物を互いに利用できるようにしたと発表した。それぞれの研究で相手の化合物を活用し、新薬研究の選択肢を広げる。国内製薬大手が自社の新薬候補の相互利用まで踏み込むのは異例。新薬不足のテコ入れにつなげたい考えだ。
両社はそれぞれ約40万の化合物を交換する。両社が保有する化合物の半分に満たない規模だが、4月から3年間に限り、相手の化合物を研究に使うことができるようにする…
化合物の相互利用は海外の製薬会社では少なくないが、国内大手の間では進んでいなかった。製薬業界では画期的な新薬の開発が難しくなっており、相互利用で開発力を高めたい考えだ。
出典:日本経済新聞
以下、Twitterでの反応
オープンイノベーションが進むと、「製薬企業」とは何かを考えさせられる事例がもっと増えると思います。RT @mixonlinejp: 【ニュース】 アステラスと第一三共 約80万の化合物ライブラリー相互利用へ 新薬創出… http://t.co/K5pAp2Fl6s
— キャリアコンサルタント 住永 正 (@T_suminaga) 2014, 3月 20
アステラスが2006年にマキロンやガスター10などを販売していたOTC部門を
第一三共に235億で売却している関係もあってアライアンス組みやすかったのかな
こういう取り組みをきっかけに世界で必要とされる新薬が生まれれば最高ですね